投稿2197
■Re:2192 ペンタコンシックスバブル ゆうれい 2017/11/17(金)21:14
efunon様のリクエストが有りましたので
ペンタコンシックス購入時の注意点を纏めてみました。
初心者の方のペンタコンシックス選びの話から大きく逸脱致しましたので
以下に私見を述べさせて頂きます。
1、保障
初心者で無くとも怪しいカメラは保障が有ると嬉しい。
最低1ケ月、できれば3ヶ月位の保証期間が設定されており
修理、又は返品(返金)が出来る事。
2、価格
現在の相場では¥60K〜70K位します。
怪しいカメラを格安で購入するなら保証無しは致し方が無いですが
以前なら保証無しの委託品の相場が¥30K位でした。
私が昔渋谷の王様2で購入した時は、確か保障付で¥30K〜50Kだった様な?もう覚えていません。
幾ら払うかは本人次第。
ペンタコンシックスを可愛いとか申して御所望ならば判りませんが
¥70Kも出すなら可愛くないけどブロニカSQの方がよっぽどマシだと思います。
3、コンディション
私がもし、これからペンタコンシックスを買うなら以下の点を購入前に確認します。
@ 外観の凹み曲り
ペンタコンシックスのシェル、内部構造はそれ程丈夫では有りません。
故にショックで破損する可能性が有ります。
私のペンタコンシックス1号機は、渓流に撮影に行った際に、苔むした岩に足を滑らせ転倒
底部のスプールを受ける突起をぶつけてしまいました。
下手をするとこれが原因でスプールの保持に影響が生じる恐れも有ります。
更に、裏蓋が若干歪んで外れなく成ってしまった。(特に取り外す必要が無ければ無関係)
A 巻き上げの感触
意外と巻き上げは滑らかで、緻密な機械を操作している気になれますが
ここにガタが有る個体はちょっと怖い。
内部のギヤ関係は薄肉のプレス部品だったりしますので、耐久性には不安です。
B シャッター速度の確認
レンズを外し、裏蓋も解放して明かりにかざしながら空シャッターを切ります。
全速度が動いているか、スリットが出来ず全く露光しないとか
後膜が走らずシャッターが開きっ放しになっていないか?
特に1/125SECがシャッターカムの切り替えに問題を生じ易く
スリット幅がその前後と比べておかしくないか?
C コマ間確認
これはショップの人に承諾を得ないと問題に成りそうですが
是非、この項目は確認したいです。
テスト用の要らないフィルムを装填。
マウントから内部を覗きながらから送り、シャッター速度はBでレリーズは押しっ放し
送られるフィルムを目視確認します。
・カウンター1
リーダーペーパーがまだ見えていたら送り不良 最初の駒が切れてしまいますので不可。
この時ミラーボックスの開口部横幅の端〜端まで極細の油性ペンで線を引きます。
・カウンター2以降
巻き上げて2コマ以降も同じ様に線を引いて行きます。
最後まで終わったら取り出して線の具合を確認します。
となりの駒と重なっていたら、駒ダブリ。
駒がダブらなくとも、極端に狭いと被る恐れも有りますし、後でフィルムのカットが難しくなるかも。
コマ間が妙に広いと、最後の駒辺りで切れてしまうかもしれません。
D 繰り返し
1本のフィルムで線を引く場所を換えながら、何度か繰り返します。
1回上手く行ったからといえども侮れません。
E レンズの点検
ペンタコンシックスの場合は付属のレンズはビオメターの場合が多いですが
これの絞り羽の動きを点検します。
レンズ単体で絞りリングを最少絞りにセット
連動ピンを押し込み軽く動作するか。
何度かカチャカチャと押し込み軽快に動く事。
絞り羽に油が染みていると、動きが悪くなったりすると
レリーズ時に設定絞り値に至る前にシャッターが動作してしまいます。
最悪の場合は絞り羽が油で張り付き、解放状態で固着してしまいます。
ペンタコンシックスのレンズは写りは良いのですが、まず全てが上記の症状を発症しやすいのです。
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